みなさんからよくいただくご質問を内容別に掲載いたしました。
ここにない質問に関しましては、お電話（052-442-0441）またはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
板金加工・機械加工編
金属加工の材質にはどのようなものがありますか？
アルミニウムのほか、ステンレス・鉄・銅・真鍮などがあります。
金属加工の種類にはどのようなものがありますか？
抜く・切る・曲げる・削る・絞る・着ける・とおおよその加工はやっております。
特に長尺物の重切削加工やダイヤモンドカッターを使用しての高回転鏡面加工、最小クリアランスでのＡＬ材高速プレス加工に特色があります。
レーザー加工機はありますか？
現在は保有していません。
プレス金型の製作はしてますか？
自社内でプレスする品物に関する金型は基本的に自社内で作成しております。
溶接はやってますか？
アルミのロー付け溶接のみ対応しています。
バーリング・タッピングは出来ますか？
量産型はターレットパンチプレス加工機にあります。材質と穴径で対応できない場合もあります。
タッピング専用ボール盤もあります。
タッピング専用ボール盤もあります。
切削機械加工の３D には対応した機械はありますか？
現在は保有していません。協力工場での対応となります。
アルマイト編
どんなアルマイト処理をしていますか？
硫酸アルマイト・硬質アルマイト・カラーアルマイト・無機着色アルマイトです。膜厚はお問合せください。
アルミの種類によってカラーは変化しますか？
1000系・5000系・6000系のアルミは安定した色が出ます。
しかし2000系・7000系は材料に含まれている異種金属が発色しますので、希望の色が出ない場合が多いです。
鋳物・ダイキャスト系の材料は染色性が悪いのが基本です。
またムラ・ピンホール・粉吹き等が発生します。
しかし2000系・7000系は材料に含まれている異種金属が発色しますので、希望の色が出ない場合が多いです。
鋳物・ダイキャスト系の材料は染色性が悪いのが基本です。
またムラ・ピンホール・粉吹き等が発生します。
アルマイト可能寸法サイズはどのくらいですか？
板物・機械加工物で通常1300×700迄です。
それ以上そサイズや重量物は弊社協力工場にて対応させて頂きます。
他の色に関しては染色槽の大きさに限りがありますので、お問い合わせください。
その他のサイズも可能な場合がございますのでお問合せください。
アルマイト膜厚は、どのくらいですか？
普通硫酸アルマイトの場合、用途に応じて３μ～１２μの膜厚になります。
硬質アルマイトの場合、通常20μ～50μです。
黒色等染色系のアルマイト皮膜は15μ前後となります。
どんな色のアルマイトがありますか？
通常、黒・青・緑・赤・ゴールドです。その他の色はロットにより可能な場合もございますので、お問合せください。
また色によっては品物サイズに限りがございます。
材質によっては色が出ないものがあります。
色の濃淡に関して、中間色系は再現性が低いことが多くロットバラつくがでます。
またピンホールやムラなどが発生しやすい材質がありますので、加工の段階でご相談ください。
無機着色アルマイトの色に関してはお問合せください。
特殊なカラー色に対応できますか？
染料メーカーの販売している色であれば、取り寄せることで対応できます。
処理の納期が知りたい？
予め処理品到着日のわかっているものに関しては、事前に予定を組めますので、通常は入荷日から数日以内（稼働日計算）に出荷可能です。
カラーや無機アルマイトはいつもはやりません。その都度お問い合わせください。
硬質アルマイトは毎週水曜日の予定です。
アルマイトは電気を通しますか？
素地のアルミニウムは他の多くの金属の中でも優れた導電性を持っていますが、アルマイト皮膜は電気抵抗の高い絶縁体皮膜になります。
製品の一部に導電性を持たせたい場合は、マスキング印刷やマスキングシールを貼ることで対応します。
アルマイトはアルミニウム以外の材質には可能ですか？
基本的に不可能です。特にアルミ加工品の中にヘリサート等のステン系部品が入っていると、ヘリサートは溶けてしまいます。
また溶けた金属により硫酸浴液に深刻に影響が発生しますので、このような場合はアルマイト後の加工にて対応願います。
アルミニウムの合金材質の違いとアルマイトの状態について教えてください
純アルミ系1000系やＡl-Mgの5000系・Al-Mg-Siの6000系は良好な皮膜が得られます。
逆にAl-Cuの2000系の皮膜は光輝性・耐食性・染色性・耐摩耗性で良好な皮膜は得られにくくなります。
鋳物ダイキャスト材料の場合、AC7A・ADC5・ADC6は良好な皮膜が得られます。
合金内に含まれるアルミ以外の物により、アルマイト皮膜の色(発色）に違いが生じます。
カラーアルマイト等の染色性は鋳物ダイキャストでは良くありません。
またそれぞれの材質により皮膜の生成時間が異なるため、異種材質を同時にアルマイトすることは出来ません。
アルマイトの前処理は行っていますか？
意匠面指定がある場合や光輝度を落としたい場合などには、サンドブラスト梨地・薬品梨地・ヘアーライン・バイブレーッションヘアー・バフ研磨をおこなっています。
バイク・自転車・釣りのリール等、個人使用のものを再アルマイトは可能ですか？
図面の無いものに関しては基本お受けしていません。材質・加工詳細・寸法公差などの情報が無いと大きなトラブルの原因になります。
アルマイト以外の処理を教えてください。
塗装前の密着性を上げるための酸化クロメート処理を行っています。塗装処理を行っています。
硬質アルマイトに通常染色は出来ますか？
皮膜孔の数が少ない為、十分な染色は出来ません。
ただし、完全硬質ではない準硬質皮膜では再現できる色もあります。
アルマイト皮膜を塗装下地としての利用は出来ますか？
可能です。
アルマイト皮膜の孔の中に塗料が入り込みますので、非常に良好な密着度が得られます。
またサンドブラスト処理のみでも塗料密着度が上がります。
加工寸法公差と皮膜厚について教えてください
皮膜10μのアルマイトの場合、その膜厚の半分である5μが皮膜増殖です。
たとえば10mm厚の加工品の場合、表面も裏面も5μづつ増えるわけですから、
アルマイト後の外形加工品寸法は10.01mmと大きくなります。穴等の内径は逆に0.01mm小さくなります。
ただし、処理前には脱脂行程を行いますが、苛性脱脂の場合は若干溶解しますので、結果的には差引きゼロの寸法になります。
寸法公差が厳しい場合は溶解しない中性脱脂での対応となります。
黒アルマイトの場合は15μ程の膜厚になりますので、
加工外形寸法の場合は公差真ん中より小さめの値にもっていく必要があります。
アルマイトの見積もり方法を教えて頂けますか？
各色、基本は品物の表面積です。それにロット数により金額を決定します。大物や重量物にかんしてはチャージ個数や重量計算で決定する場合もあります。
その他、見積金額に加味されるのは、サンドブラストや化学研磨などの前処理・Ｈ寸法公差等の精密品・全面意匠面等電解接点の限られる製品・・特別に電解冶具を製作しなければならない異型製品です。
アルミの種類によってカラーは変化しますか？
1000系・5000系・6000系のアルミは安定した色が出ます。
しかし2000系・7000系は材料に含まれている異種金属が発色しますので、希望の色が出ない場合が多いです
しかし2000系・7000系は材料に含まれている異種金属が発色しますので、希望の色が出ない場合が多いです
塗装編
どんな塗装をやってますか？
金属への吹付け焼付け塗装です。
メラミン焼付塗装・エポキシ焼付塗装・アクリルラッカークリアー塗装を行っています。
オートカラー塗装はやってますか？
やっていません。協力工場で可能な場合もありますのでお問い合わせください。
ハンマートーン等の特殊柄塗装はやっていますか？
やっていません。協力工場で可能な場合もありますのでお問い合わせください。
ワークサイズを教えてください。
最大は600×600 の作業棚に乗るもの以内です。
ハンマートーン等の特殊柄塗装はやっていますか？
やっていません。協力工場で可能な場合もありますのでお問い合わせください。
塗料色は対応出来ますか？コストは？
基本色以外はメーカー調色を取り寄せることとなります。
量にも寄りますが塗料費用や余分塗料分廃棄費用が発生します。
印刷編
どんな印刷ですか？
アルミニウムなど金属に対する印刷で、シルクスクリーン印刷・パッド印刷を行っています。
シルクスクリーン印刷は平面、パッド印刷は曲面の場合の印刷です。
それ以外は？
樹脂などへの印刷は兄弟工場のI ネーム（静岡県磐田市）で対応します。
またi ネームでは、UV インクジェットプリンターによる印刷やレーザー彫刻機による印字にも対応しています。
その他
金属への彫刻文字入れ等には対応してますか？
してます。アルミ・真鍮までの硬さなら対応できます（ステンレス不可）
印刷や彫刻データはどのように受け渡したら良いですか？
アドビ社のイラストレーターai 形式やpdf ファイルをメール添付で送信してください。
dxfファイルの場合は可能な場合とそうでない場合があります。
トータルプロダクツの利点はなんですか？
板材・押出材・棒材・プレート材等の仕入れ後、完成品までを社内で一貫生産することです。
・ お客様にとりましての責任の所在
・ 複数社持ち回り外注による納期・単価
・ 物流が原因の荷ズレ等による傷・圧込みトラブル
・ 不良が発生した時や特急時の生産リードタイム
などの点で大きなメリットがあります。
金属以外の材質も扱っているのでしょうか？
特に兄弟工場のIネーム（静岡県磐田市）ではアクリル樹脂やカッティングシートやシール材に対する加工を得意としております。
また今後は関連会社とのジョイントにより、木材やガラス等金属以外の素材との融合をはかった商品の開発にも手掛けてゆきたいと思います。
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